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カメラレンズ全6種の特徴

一眼カメラのメリットの1つに、レンズを交換できることがあります。
まだ一眼を使ったことない人にレンズの交換がメリットといってもピンとこないかもしれません。
そこで、主に6種類に分けられる一眼カメラのレンズの種類について解説します。

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レンズは6種類

まず、レンズはどういった種類があるのがご紹介します。
大きく分けて次の6種類あります。

  1. 標準ズームレンズ
  2. 広角ズームレンズ
  3. 望遠ズームレンズ
  4. 単焦点レンズ
  5. マクロレンズ
  6. 魚眼レンズ

 

それでは、1つずつ説明します。

標準ズームレンズ

人の視界と同じような自然な距離感のため、最も色々な場面で使えるレンズです。
「ズーム」できるので遠い被写体であれば、自ら寄らなくてもレンズで調節することができます。
広く使いやすいことからレンズキットとして、カメラとセットで販売されていることが多いです。

焦点距離:18~55mm(ちなみに35mm程度が肉眼に近い自然な範囲)

望遠ズームレンズ

標準ズームレンズよりも、ずっと遠くにあるものをぐっと近くに引き寄せて写すレンズです。野鳥や遠くの建物、運動会や発表会などさまざまな撮影で威力を発揮します。
焦点距離:70~300mm

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広角ズームレンズ

1枚の写真に、より広い範囲を写せる(画角の広い)レンズです。
祭りやスポーツ観戦では、たくさんの人を写すことができ、臨場感を出すことができます。
また、近づけて撮ると遠近感がデフォルメされて作品としても面白いです。ある実験で顔のアップ撮影は、同じ人でもすこし可愛らしく写るという結果があります。

焦点距離:10~35mm

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マクロレンズ

虫眼鏡のように被写体を拡大して撮影する面白いレンズです。
花、虫、水滴など、クローズアップすることで、普段、見えない世界にクローズアップして撮影できます。
通常のレンズだと近接するとピントがあわなかったり、色がにじんだりしますが、マクロレンズはそういう面にも強い設計になっています。レンズ拡大率は、最大倍率で表現されます。

焦点距離:50~60mm(標準)、90~105mm(中望遠)180~200mm(望遠)
最大倍率:0.25倍~1倍(一部1倍以上も存在、参考:標準ズームレンズは、0.15倍程度)

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単焦点レンズ

ズームできないレンズです。ズームできない分、パンケーキレンズなど言われる小型・軽量のものあります。
また、焦点距離が固定されているためボケ味のでやすい明るいレンズというのも魅力です。

焦点距離:30~50mm

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魚眼レンズ

ほぼ360度の周囲を撮れる特殊なレンズです。
撮影角度によっては、空の全周を写すことができ、使い方次第で面白い写真が撮れます。
対角線魚眼と円周魚眼の2種類あるので、購入する際はどちらのタイプなのか確認が必要です。

焦点距離:12mm以下

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いろいろなレンズがあって迷いますが、初心者にはまず、単焦点レンズがオススメです。ズームするのではなく自分の足で動いて構図を選ぶうちに、撮影の腕が上達すると言われています。
続いて、レンズを選ぶ上で最低限必要な、各仕様の見方を解説します。

次のステップ

arrow_right_20x20レンズを選ぶときの指標の見方