絞りとはカメラのこの部分です。
絞りはレンズの羽の閉じ具合
絞りは、レンズの羽の閉じ具合のことで、F値で数値化されています。
F値は、F1.4~F32くらいの数値で、絞りを開けると小さく、絞り込むと大きくなります。
また、F値はレンズやカメラの性能によって変わってきます。F値0.5が理論値の最小で、一般的に最小値がF3以下のレンズは「明るいレンズ」と呼ばれます。
「明るいレンズ」とは何か?
明るいレンズとは、絞りを開放して光を多く取り込むことができるレンズです。
具体的にはレンズ仕様の最小F値が、より小さい方が明るいレンズとなり、一般的には単焦点レンズに明るいレンズが多いです。
明るいレンズ(最小F値が小さい)と何が良いのか?
明るいレンズは何がよいかというと、以下の点があります。
・ボケの表現ができる。
背景をボカしたり、光源をぼかすことで雰囲気のある写真がとれます。
・シャッター速度を上げることができる。
短い時間で光を集められるため、シャッター速度を短くすることができ結果、よりブレずに撮れます。また、スポーツなどの早い動きの撮影では、より有利に働きます。
ボケの表現 | シャッター速度の短い撮影 |
F値は、焦点距離が短く・レンズが大きい方が有利
このF値は焦点距離とレンズ口径で決まります。
F値 = 焦点距離 ÷ レンズ口径
そのため、焦点距離が短く、レンズの直径が大きいレンズがほど最小F値が小さくなります。明るいレンズとなります
「画像センサーの大きさ=写真細部の美しさ」とほぼと言ってよいかもしれません。カメラを選ぶ際には、この画像センサーのサイズに注目してみてください。
続いて、画像センサーと同じくらい大切なカメラレンズについて解説します。